道祖神のふるさと

下町大好き。ふるさとにかえりたい。

何事も過剰な固定化はよろしくない

ブラック企業の生みの親は日本の雇用法制な気がするんだけど

http://blogos.com/article/77630/

確かに、日本の労働環境全般で「低い生産性で、ダラダラ仕事をする」という傾向がある気がします。私は、社労士受験生時代に派遣社員で仕事をしていたのですが、「雇用期間が決まっている」、「能力がなかったり、適正がないと派遣先に判断されたら、比較的簡単にサクっと雇用が終了する」、「労働時間の管理は徹底していて、残業代は出る」という派遣の特徴が、個人的にとても合理的だと思っていたことがありました。それまで正社員だった時期は、それこそダラダラ長時間労働が前提となっていたのですが、派遣は所定労働時間もきっかり決まっており、原則、定時で業務を終わらせなければいけないわけで、「業務の効率化」というのを頭をフル回転させて考えたのは、その時が初めてだったかもしれません。

あと、「能力や適正がないとサクっと切られる」という点も、これはまあ極端に実施するのはどうかと思いますが、少なくとも私は「切られないよう、常日頃から業務をせっせとこなす」という働き方に大いに繋がっていました。余談ですが、私の妻の職場では、50歳を過ぎてなお業務効率が大変悪いおじさんがおり、態度もよろしくなく社内で浮きまくっているそうで、「おじさんの非効率な業務に払う給与で、使える新人が2人は雇えると思うと腹が立つ!」と、常々妻はのたまっております... そういう老害を排除するのには、雇用の流動化は良い施策かも。

まあ、「サクっと切れるようにする」というのは相当の劇薬なので、実現はしないと思いますが、とはいえ、相当の劇薬をもってしないと、ここまで根付いた非生産的ダラダラ労働は変革しない気もしますし... 日本は、転職の際に掛かる労力も半端じゃないので、文化的に、もうちょっと転職が簡単になればいいのに、と思います。