道祖神のふるさと

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脱社畜の働き方~会社に人生を支配されない34の思考法

脱社畜ブログでお馴染みの、日野瑛太郎さんの著書です。予約注文していたのですが、昨日ようやくAmazonから届きました。早起きして、出勤前の朝の時間に一気に読破。

内容はというと、もう終始いちいち同意できます。日野さんは学生の頃より既に、就職や企業の理不尽さに対しての嫌悪感を持っていたそうで、そこはさすが!と思いました。私などは学生時代は労働法などの知識を一切持たないまま(他にも、社会保険や税金についても全く無知でした)、何も考えずに就職してしまい、自分の実際の経験で初めて企業の理不尽っぷりを実感して心底グッタリする、という形だったので、やはり事前のリサーチや勉強は大切ですね... もっとも、そこで労働法に興味を持ったのがきっかけで、私は今社労士をやっていたりするので、人生わからんなぁ。

 

書籍内、ほぼ全ての内容に同意した中でも印象に残った部分は、「日本の職場で我慢大会が始まる理由」のくだり。本当に、日本の職場は何故か他人の幸せに不寛容で、恐らく会社員の皆さんも職場を離れれば、みんなそれなりに良い人だったりするんだと思うのですが、何故に「仕事」というファクターが加わると、急にみんなモンスター化してしまうのか。

私など、「プライベートが充実している社員が、パワハラの対象になる」という、恐ろしい職場を経験したことがありますし(※実話です)。日野さんの言葉を借りるまでもなく、やはり「おかしい」ものは問答無用で「おかしい」ので、そこは毅然と主張できるようになりたいと思います。同調圧力に弱いのは日本人の悪い癖ですが、過度に理不尽なものは理不尽だと主張すべき。

 

しかし、日本の労働環境は今までが劣悪過ぎました! 私は社労士になってから、労働相談のボランティアを手伝っているのですが、他の相談員さんが対応した労働者からの相談案件の履歴を見ても、もう凄まじく理不尽な内容ばかりです。

でも、日野さんがこういう書籍を出版されたり、例えば労働相談を実施してみよう、と小さい歩みながらも行動に移す人が増えてきたのは、嬉しい傾向です。日本のひどすぎる労働環境が改善されれば、それとリンクした様々な社会問題の改善にも影響を及ぼすだろうし、私も社労士として、微力ながら今後も頑張ろう、と思いました。そういう意味での啓蒙書として、老若男女問わず読んでもらいたい本ですねー。

 

また、日野さんは「いかにしてサービス残業から身を守るか」のくだりで、相談先を「弁護士」としているけれど、私ももっと頑張って、「労働相談といえば社労士」と世間が認識してくれるのを目標にします。やっぱり、社労士ってブラックな仕事をしている人も多くて、世間のイメージ悪いからなー。「俺が、社労士を弁護士の高さまで引っ張り上げるッッ」【グレート巽の声で】