道祖神のふるさと

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「低学歴」とブラック企業

最近よく聞く「高学歴/低学歴」の話題ですが、個人的に、ブラック企業の存在とも割と深い関係があるのかな、と思っています。ブラック企業には色々な定義がありますが、具体的にはサービス残業などに代表される、法令を順守しようとする意識が薄い面、加えて、パワハラ等を正当化して、さもその犯罪行為を武勇伝のようにPRしたりする道徳面での意識の欠如。そんな感じでしょうか。

つまり、ブラック企業の特徴である「法令遵守の意識が薄い」、「モラルに問題がある」、「法令やモラルに反することを、武勇伝のようにPR」という点で、いわゆる「低学歴な人たち」の特徴と合致してしまう。貧困の再生産などが原因で、幼少時代に道徳も含めた教育を充分に受けられなかった人たちが、何かの拍子で小金を手に入れて会社を設立したり、組織内で昇進したりすると、いわゆる「内輪での常識」を経営や組織運営にも当てはめ始めて、会社のブラック化がスタートする原因の一つになるのでは、という気がします。

これは私の個人的な経験に拠るところも多いのですが、部長クラスの上司が「低学歴な人」だと、その周囲の取り巻きも同じ性質の人で固められ、気付けばサービス残業も恒常化、社内の空気が何だかダークサイドに堕ちていく...といったことがありました。

法的なアプローチでバシバシとブラック企業を規制するのは、短期的には効果があると思いますが、長期的にはやっぱり教育、特に徳育に注力することかな、と、現実的ではないことを考えてしまいます。モラルがきちんとした人がトップであれば、企業のブラック化にもどこかで歯止めがかかるのではないかな、とも思いますし...

しかし、社会全体のモラルの底上げのための施策って、とりあえず何をすればいいんでしょう? 割れ窓理論で、路上禁煙地区で歩きタバコをするバルバロイを、警察が一斉取り締まりする、とかかしら?