道祖神のふるさと

下町大好き。ふるさとにかえりたい。

私も初心忘れまじ

先般、同業の社労士さん(厳密には、登録をしていない「有資格者」)とお会いした際、「私の会社は残業代が出なくて、いくら会社に残っても全てサービス残業。会社にそれを告げようにも、上司がヤクザみたいな物言いをする方で、恐くて言えない...」と愚痴をこぼしていました。

ちょっと待て。

あなた、何のために社労士の勉強したのよ?

実は私、パワハラ等で悩む方などに向けた労働相談のボランティアをやっているのですが、愚痴をこぼした当該の彼も、将来的にそういった相談員になることを目標としているそうなのです。そんな労働相談員志望の社労士が、「上司が恐いので」という理由でブラック企業にいいように扱われているという現実、きつい言い方になってしまうけれど、同業者として、正直情けない限りです。

「上司が恐くて、違法行為を指摘できない社労士」なんて、極論すれば「ヤクザが恐くて、違法行為を見逃す警察官」に同じ。世間から社労士が軽く見られる要因にもなるわけで、これが現実とはいえ、大変せつない...

まあ、私も勤務社労士、つまりは会社員ですので、上司を選べないサラリーマンの悲哀は良くわかりますが、学習を重ねた法律家のはしくれとして、「違法行為に言いたいことはあるけれど、ビビって何も言えない」というのはどうかと思うわけです。うっかりブラック企業に入社した社労士の方には、個人的にはどうか気張っていただきたい! 私も社労士登録して間もないので、主張が我ながら青臭くて正直スマン!